塩尻市議会 > 2020-12-21 >
12月21日-06号

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  1. 塩尻市議会 2020-12-21
    12月21日-06号


    取得元: 塩尻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 2年 12月 定例会          令和2年塩尻市議会12月定例会会議録                 第6号---------------------------------------            令和2年12月21日(月曜日)---------------------------------------               議事日程(第6号)                       令和2年12月21日午前10時00分開議第1.委員長審査報告、質疑、討論、採決 議案第2号 塩尻市税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例   第3号 塩尻市組織条例の一部を改正する条例   第4号 塩尻市体育施設条例の一部を改正する条例   第5号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例   第6号 塩尻市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   第7号 塩尻市公共下水道事業受益者負担金等に関する条例の一部を改正する条例   第8号 塩尻市都市公園条例の一部を改正する条例   第9号 塩尻市楢川農畜産物直売所条例を廃止する条例   第10号 塩尻市地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例   第11号 市道路線の認定について   第12号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第7号)   第13号 令和2年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   第15号 令和2年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)   第14号 令和2年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   第16号 令和2年度塩尻市水道事業会計補正予算(第2号)   第17号 令和2年度塩尻市下水道事業会計補正予算(第1号)第2.閉会中継続審査及び調査の申し出第3.議員提出議案審議 議会第1号 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書   第2号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書     ------------------------------◯出席議員(16名)    1番  丸山寿子君             2番  樋口千代子君    3番  赤羽誠治君             4番  平間正治君    5番  小澤彰一君             6番  篠原敏宏君    7番  中野重則君             8番  横沢英一君    9番  西條富雄君             10番  青柳充茂君    11番  金子勝寿君             12番  山口恵子君    13番  牧野直樹君             14番  古畑秀夫君    16番  中村 努君             17番  柴田 博君◯欠席議員(1名)    18番  永田公由君◯欠員(1名)     ------------------------------◯説明のため出席した者 市長          小口利幸君   副市長         米窪健一朗君 教育長         赤羽高志君   総務部長        横山文明君 企画政策部長      高砂進一郎君  市民生活事業部長    小林 隆君 健康福祉事業部長    青木 実君   産業振興事業部長    百瀬 敬君                     (産業政策観光担当) 産業振興事業部長    上條吉直君   建設事業部長      中野昭彦君 (農政・森林担当) 市民交流センター・生涯学習部長     こども教育部長     大野田一雄君             赤津光晴君 水道事業部長      塩原恒明君   秘書広報担当課長    塩原清彦君     ------------------------------◯事務局職員出席者 事務局長        小松秀典君   事務局次長       赤津廣子君 議事総務係長      佐原 守君     ------------------------------            本日の会議に付した事件議事日程(第6号)記載事件のとおり                              午前10時00分 開議     ------------------------------ ○議長(丸山寿子君) 皆様、おはようございます。 ただいまの出席議員は16名で定足数を超えておりますので、これより本会議を再開し、直ちに会議を開きます。 この際、申し上げます。永田公由議員が所要のため欠席する旨の届出がありましたので、御了承をお願いいたします。 それでは、お手元の議事日程により議事に入ります。     ------------------------------ △日程第1 委員長審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(丸山寿子君) 日程第1 これより各委員長から審査報告を求めることにいたします。 議案第2号及び第3号の2件を一括議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆総務生活委員長平間正治君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、総務生活委員会に付託されました議案第2号及び第3号について御報告を申し上げます。 当委員会は12月14日開催し、慎重審査の結果、議案第2号及び第3号は、全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第2号 塩尻市税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を改正する条例につきましては、所得税法等の一部を改正する法律の公布により、一部改正された租税特別措置法が令和3年1月1日から施行されることに伴い、必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、税外収入とはどのようなものを言うのかとの質間に、分担金、使用料、過入金、手数料、過料及びその他の歳入のことであるとの答弁がありました。 委員より、今回の改正は文言の整理ということであるが、延滞金の割合等について条例の中にうたわないのかとの質間に、延滞金の割合は条例の本則に定められているが、附則の中で延滞金の特例が定められている。なお、特定基準割合の数値については、毎年、財務大臣が告示した内容によって翌年の割合が決定される仕組みとなっているとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第3号 塩尻市組織条例の一部を改正する条例につきましては、第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略を効果的に推進するとともに、将来を見据えた自治体経営を行うため、市民交流センター・生涯学習部を生涯学習部に改称し、各部各事業部の分掌事務を再編することに伴い、必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、債権管理課は保育料や市営住宅の家賃であるとか、そういったものの滞納整理も全部行うということかとの質間に、令和3年度からは保育料を対象にしたいと考えているが、下水道使用料などの滞納についても徴収したいと考えている。基本的には、現年分の収納は担当課が引き続き所管し、滞納繰越分の収納については、債権管理課に一元化していくとの答弁があり、これを了承いたしました。 なお、自由討論において、委員より組織の名称が市民に定着してきたところでまた名称変更となってしまい分かりにくい。市民への配慮が必要ではないのかとの意見がありましたことを申し添えまして、総務生活委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第2号及び第3号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号から第6号までの3件を一括議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆3番(赤羽誠治君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、福祉教育委員会に付託されました議案第4号から第6号までについて御報告いたします。 当委員会は12月15日に開催し、慎重審査の結果、全員一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第4号 塩尻市体育施設条例の一部を改正する条例につきましては、塩尻市中央スポーツ公園バーベキューコーナーを廃止することに伴い、バーベキューコーナーに係る規定を削るものとの説明がありました。委員より、こんろ撤去後の利用方法についての質問に、撤去した部分をモルタル等で埋め、テーブルは残して休憩所として使用するとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第5号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例につきましては、地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人指定期間が令和2年12月31日に満了する10法人のうち、7法人について、令和7年12月31日まで指定期間を更新するものであるとの説明がありました。また、この制度の内容として、指定された法人へ個人が寄附をした場合、寄附額から2,000円を控除した残額の6%が個人住民税から減税されるとの説明がありました。 委員より、指定を希望する団体の指定条件と、今後申請があった場合は指定していくのかとの質問に、指定条件として、塩尻市内に事業所があること、法人税の申告をしており、滞納がないことが条件である。申請があれば随時受付をして審査を行っているとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第6号 塩尻市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部を改正する省令が令和3年4月1日から施行されることに伴い、必要な改正をするもので、指定居宅介護支援事業所における管理者について、主任介護支援専門員の確保が著しく困難である等、やむを得ない理由があるときは、介護支援専門員を管理者とすることができるよう改めるもので、管理者の資格要件の特例について、経過措置期間を令和9年3月31日まで延長するものとの説明がありました。 委員より、主任介護支援専門員になるためには資格等が必要なのかとの質間に、介護支援専門員を5年間経験し、70時間の主任介護支援専門員研修を修了することが条件であるとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第4号から第6号までの3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号から第10号までの4件を一括議題といたします。産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆6番(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第7号から第10号について御報告いたします。 当委員会は、12月16日に開催し、議案第7号、第8号、第9号及び第10号については、慎重審査の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第7号 塩尻市公共下水道事業受益者負担金等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、公共下水道区域外から流入させる場合の分担金賦課徴収に関する定めを新たに設けるのと、合併後15年を経る中で、楢川地区と他地区の分担金の額が異なっているのを統一させるための一部改正との説明を受け、委員より、条例改正により楢川地区分担金は上がるのかとの質問に、楢川地区分担金は現在、一般住宅の場合一律20万円となっているが、条例改正により敷地の面積に応じたものになる。敷地面積が約80坪以上の場合は現在より高くなり、それより狭い場合は安くなるとの答弁がありました。 また、委員より、なぜ区域外流入分担金が条例に加えられたのかとの質問に、市街化調整区域での既存集落型地区計画区域内の宅地開発が可能となり、下水道計画区域外からの下水接続が今後想定されるが、その場合の分担金に関する定めがないため、今回その部分の条例整備を行うものとの答弁があり、これを了承しました。 議案第8号 塩尻市都市公園条例の一部を改正する条例については、小坂田公園整備計画に基づき、小坂田公園パターゴルフ場を廃止することに伴い、関係条項を削り、また使用料に関する条項を変更するものとの説明を受け、委員より、小坂田公園多目的運動場全面使用半面使用に分けている。複数の団体が半面ずつ使用する状況はあまり想定できないが、半面使用するときはどういう場合か。また北部公園は今までの半面使用から全面使用に変わっているが、使用料の変更はないかとの質問に、小坂田多目的運動場はソフトボールで2面、サッカーも子供の大会で2面確保できるので、そのような使い方を想定して全面と半面に分けている。大会での半面使用は考えにくいが、練習使用の場合は団体ごと利用している実態がある。また、北部公園グラウンドが完全に完成していない段階から貸出しがあり、その場合半面使用としていたが、その後竣工した段階で表記替えが済んでいなかったので、今回の機会を捉えて改正したとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第9号 塩尻市楢川農畜産物直売所条例を廃止する条例については、楢川農畜産物直売所については、木造施設の老朽化が著しく、直売所機能をくらしの工芸館に移転することに伴い、設置条例を廃止するものとの説明を受け、委員より、直売所機能をくらしの工芸館に移すというが、別の名称となるのか。また、この農畜産物販売は、農家が直接そこへ商品を持ち込んで直売するのか、地場産センターが仕入れをして販売するのかとの質問に、12月初旬に既に引っ越しが完了し、直売所機能はくらしの工芸館に移っているが、地場産業振興センターの事業の一つという形であるため、特別な名称はない。 また、ならかわ市場では、農家の方が自分の農産物・加工品を持ち込み、その販売がされたときに手数料分を地場産センターのほうに頂くという形式が主で、同時に地場産センターが仕入れをして販売する部分もあったので、工芸館での農畜産物等販売も同様の形式で継続していくとの答弁があり、委員より、直売所の裏にあるトイレなどは継続しているのか。建物が今後解体される場合にはトイレはどうなるかとの質問に、トイレについては、国交省から道の駅として施設自体が指定されているので、今後も24時間使える体制は維持していくが、トイレを含め建物は木造で老朽化が激しいため、建て替えは今後検討していきたいとの答弁がありました。 委員から、地場産センター農畜産物直売所を設けるということは、補助金適化法でいう目的外使用にならないかとの質問に、地場産センター設置目的、また財団法人の定款の中に地場産業振興及び地域経済活性化というのがあり、地場の野菜を使って地域経済に寄与していくというものとしてそごはないと考えている。なお、直売所については、適化法上の制約期限である令和3年3月までは指定管理による直売を工芸館で行い、4月以降は地場産センター農畜産物直売を行うということで問題はないとの答弁があり、これを了承いたしました。 議案第10号 塩尻市地域経済牽引事業の促進のための固定資産税の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例については、同条例の根拠法令である地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律にある関係省令が今年10月に施行されたことに伴い、必要な改正をするものとの説明を受け、委員から、制度内容利用実績利用事業者はどのようになっているかとの質問に、同法令に基づく支援制度は、市町村が基本計画を策定し、基本計画に基づき事業者・企業が地域経済牽引事業計画を策定し、長野県が承認するものである。平成29年度から令和4年12月までに承認に基づいた事業を実施した事業者に対し、市では固定資産税免除を3年間実施する。この12月現在で、市内7社が事業計画の認定を受けているとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、産業建設委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第7号から第10号までの4件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、以上4件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号を議題といたします。産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆6番(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第11号について御報告いたします。 議案第11号については、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過について申し上げます。 議案第11号 市道路線の認定については、広丘吉田の堰西25号線約30メートル、広丘高出の高出40号線約124メートル及び塩尻町の町区南裏道2号線約36メートルの3線を、それぞれ開発事業に伴い新たに市道認定するものとの説明を受け、委員より、3線とも自由勾配つき側溝が既に整備済みとのことだが、同側溝は誰が整備したものかとの質問に、それぞれ開発事業者があらかじめ開発許可の際、市が示した基準に基づいて設置するものとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、産業建設委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第11号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号を議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆4番(平間正治君) 〔登壇〕 総務生活委員会に付託されました議案第12号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会に付託されました部分につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第12号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出ともに5億632万8,000円を増額し、予算総額を393億9,439万8,000円とするもので、歳出では、人事異動及び人事院勧告に伴う人件費のほか、会計年度任用職員報酬等について、関係する費目を補正するもの。議会費では、行政視察を中止したことに伴い、費用弁償を減額するもの。総務費では、市ホームページの再構築に要する経費、ふるさと寄附金に対する謝礼品及びポータルサイト特設案内使用料などを増額するほか、防災拠点となります公民館等へのWi-Fi整備庁内グループウエアシステムの再構築、職員のテレワーク環境の整備に要する経費を計上するもの。民生費では国民健康保険事業特別会計繰出金後期高齢者医療事業特別会計繰出金を増額するもの。消防費では老朽化した防火貯水槽を修繕することに伴い営繕修繕料を増額するほか、土地利用の支障となる消火栓を移設することに伴い消火栓新設改良負担金を増額するもの。 また、歳入では国庫支出金県支出金寄附金、繰入金、諸収入及び市債を増額するもの。また、債務負担行為補正については、人事給与システムの借り上げ、市ホームページの保守及び中小企業融資あっせん利子補給について、それぞれの期間及び限度額を定めるもの。地方債補正については、小学校トイレ改修事業の計上に伴い、起債の限度額等を追加するものなどの説明があり、委員より、ふるさと寄附に関わるポータルサイト特設案内使用料について、9月議会でも増額補正しており、今回の補正により総額6,187万5,000円となる。昨年度の決算額は3,539万4,000円であり、大きく増加した要因は何かとの質問に、現在、寄附募集サイトふるさとチョイス、ふるナビ、楽天の三つを活用しているが、最も多いのがふるさとチョイスである。手数料が昨年まで定額制であったものが、本年度から寄附額に応じた手数料に変更になったことが主な要因であるとの答弁がありました。 委員より、どうしてもこのサイトを使う必要があるのかとの質問に、このサイトは寄附額の割合でいうと約53%を占めており、特にここでなければならないという理由はないが、現在、本市のメインサイトとなっているとの答弁がありました。 委員より、昨年は寄附金の総額に対して必要とした経費は約35%であるが、これでいくと本年度は45%となる。寄附が6億円あったとしても、こうした経費を除くと3億円ちょっとになってしまうが、ふるさと納税制度として問題はないのかとの質問に、2年前の制度改正のときからふるさと寄附の条件について、一つには返礼品は3割以下とすること、もう一つは経費は寄附額の5割以下とすることとなっている。今回、手数料は増えているが、5割以下に収まっており、今のところ問題はないと考えているとの答弁がありました。 委員より、広報広聴活動費について、市ホームページの再構築をするということだが、具体的な内容はとの質問に、基本的にはホームページのリニューアルである。目指しているものとしては、ホームページに含めてSNSであるツイッター、フェイスブック、LINEなどがあるが、これらに同時に配信できるホームページに再構築するものである。市民に広く速やかに情報が伝わり、また情報発信について職員の作業効率を向上するためのものであるとの答弁がありました。 委員より、防災設備整備等塩尻警察署連絡装置を置くということであるが、これは行方不明者であるとか特殊詐欺関係の放送用だと思うが、他の市町村では警察はどのような対応をしているのかとの質問に、行方不明者については、承知している限りでは市などの防災無線を活用して捜索の依頼をしている。特殊詐欺については、各市町村によって防災無線での取扱いは異なっており、他では取り扱っていないところもあるが、本市では市民の財産に関わることでもあり防災無線を活用しているとの答弁があり、これを了承しました。 以上申し上げまして、総務生活委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆3番(赤羽誠治君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第12号について御報告いたします。 議案第12号 塩尻市一般会計補正予算(第7号)について、当委員会に付託された部分につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第12号について、委員より、未熟児等養育医療給付金について、未熟児の出生が増加している傾向があるのかとの質問に、未熟児に限らず対象者がここ数年増加してきている。未熟児は出生体重2,000グラム以下が対象であるが、このほかに運動機能不安、呼吸器の弱さや強度のチアノーゼ発作なども対象になるなど、低体重児が多いという状況ではないとの答弁がありました。 委員より、学校のトイレ洋式化率はどのように決めているのかとの質間に、教育委員会として一律に基準は定めていない。学校の意見を聞く中で、一部和式のものも残しながら洋式化を進めているとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。
    ◆6番(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第12号について御報告いたします。 議案第12号 令和2年度塩尻市一般会計補正予算(第7号)中、当委員会に付託された部分につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 本件については、7款商工費1項商工費3目木曽漆器振興費の地場産センター事業継続支援金1,500万円補正増について質問が集中いたしました。少々長くなりますが、質疑の要点を御報告をいたします。 委員より、1,500万円の赤字になるので市が補填するというように捉えられる。来年度、再来年度も赤字が出ると同じようになるのではないか。地場産センターを今後どう経営していくかもっと根本的に考え、施設の改修計画とも整合させていく必要があるのではないか。また、同支援金の財源は地方創生臨時交付金とのことだが、対象となるのかとの質問に、市も地場産センターも単純に補填するという考えではなく、予算と実態がかけ離れている部分を改善し、現状の売上げでも黒字になるような収益構造を改めて検討していきたいと考える。人件費は、退職した職員の補充をせず、また昨年の冬以来ボーナスを支給していないなど、削れるところは削って懸命の努力をしている中、コロナ禍により事業計画が立てにくい状況となっており、センター職員、また支援する市側としてもじくじたる思いでいる。プロパー職員4人で1億円の売上げを出しており、職員の頑張りにきちんと応えつつ、委員指摘の今後の経営についてもきちんと見極めて、黒字化を目指して運営していきたい。 地方創生臨時交付金については、市全体としては8億円程度交付される見通しの中で、本件への充当は早い段階から想定をしていた。当交付金の活用の例として、公共施設の指定管理者等への協力金や再開に向けた支援が掲げられており、使途として合致していると認識しているとの答弁がありました。 委員より、老朽化した建物の改修について、当てにしている過疎債がなくなるという情報があるが影響はどうかとの質問に、過疎債については、まだ確たる情報がないが、経過措置があると聞いている。建物改修については、工芸館部分を重点的に、店舗運営においてLED化、ボイラー改修等経費削減につながる部分は優先的に行っていきたいとの答弁がありました。 委員より、ふるさと納税の時計と漆器のセットは、地場産センターを通じ収益となっているのかとの質問に、地場産センターが取り扱い、売上げの一部になっている。インターネットを通じたいわゆるECサイト販売等の新たな事業展開による収益確保にも取り組んでいるとの答弁がありました。 委員より、地場産センターを運営していくに当たり、市中銀行からの借入れはあるか。また、運転資金の借入れをしないのか、金融機関の融資判断はどうかとの質問に、市中銀行から3,000万円の短期借入れはある。金融機関側からは、長期借入れについては、担保となる土地や建物が市の名義になっており、貸付けは難しい。また、このコロナ禍の状況で経営回復が本当に実現可能かどうかを含めて、にわかに判断ができないとの回答をいただいているとの答弁があり、さらにトータルとしては、市からは、地場産センターは公益的な存在として公益的支出を毎年数百万円行わなくてはならなかったため経営が厳しくなり、土地・建物を市に譲渡という形に至ったが、一方、その措置により資産がなくなり、保有資産は現金3,000万円程度しかない。それを割り込んでいくと債務超過に陥り解散の可能性が出てくる。万一解散となった場合、工芸館の販売の半分は地元から仕入れ、店を持たない職人の販売の場となっていることや、地場産センターは漆器産業の中核を担っていて、職人の生きるすべを担っていることといった財団の公共的役割が失われてしまうので、市として財団は何としても継続させるべきと考えている。 債務超過を回避する方法としては、土地部分を返還して財産を殖やすということもあり得るが、結局は経営の改善は必須である。どうやって生産性を高めていくか考えていかなればならないというところにコロナの追い打ちがあり、誠に厳しい状況である。よって、軌道に乗るまでは何らかの手だてが必要であることに御理解をいただきたい。経費は人件費も含む涙ぐましい削減努力で削れるだけ削っているので、まず1,500万円で経営改善に取り組み、もう1年か2年猶予をいただいて、何とか収支バランスを整えたいとの答弁がありました。 これらの質疑に対し、委員4名からは、次の要望、意見が付されましたので、それぞれ委員ABCDとして要点を絞って御紹介をいたします。 委員Aより、センターや市の意欲は理解するが、地元や漆器業に携わる方から見て、地場産センターの位置づけを疑問視する声もある。個人的には、工芸館の老朽化した施設は国庫補助で整備する一方、木曽平沢の町並みを生かしながら、道の駅としては直売等の小さい規模とするほうがよく、地場産センターの今後を根本的に考えるということを前提ならば、支援については今回に限りやむを得ずと理解する。 委員Bより、1,500万円の赤字については、今回はやむを得ない事情があると理解するが、改善されず、今後毎年予算をつぎ込まなければいけない状況になってしまってはならない。以前に出されている方針の見直しが必要と考える。 委員Cより、ふるさと納税返礼品など地場産センターが取り扱うものでまだまだ追加できるものがあると思う。少しでも地場産センターの売上げが伸びるように取り組んでほしい。厳しい状況だが、センター職員がモチベーションを上げて働く環境が大事だと思う。 また、委員Dより、1,500万円の赤字が本当にコロナの影響によるものなのか、また、地場産センターには公共的な役割があるため、指定管理料1,500万円と運営補助金500万円を市から出しているが、公共的な範囲を超えたところで収益不足でないかを注視したい。今後、地場産センターの役割を公益的な部分に集約していくことも考えていく必要もあるというように思う。 以上の要望、意見の表明があり、本議案については、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、産業建設委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第12号を採決いたします。 お諮りいたします。各委員長の報告はいずれも原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号及び第15号の2件を一括議題といたします。総務生活委員長の報告を求めます。 4番 平間正治さん。 ◆4番(平間正治君) 〔登壇〕 総務生活委員会に付託されました議案第13号及び議案第15号について御報告いたします。 議案第13号及び議案第15号は、全員一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第13号 令和2年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出ともに6,004万7,000円を増額し、予算総額を68億3,888万7,000円とするもので、歳出では、総務費及び諸支出金を増額し、歳入では、繰入金及び諸収入を増額するものとの説明を受け、委員より、前年度の保険給付費交付金償還金について、概算払いによる精算ということであるが、どのような仕組みになっているのかとの質問に、保険給付費については、一般の会計年度と異なり、3月診療分から翌年2月診療分が1年度となっている。最終月である2月分の確定は2か月後の4月となるが、支払いは3月中に行うため、一旦概算により国保連合会へ支払うものである。その後、精算により償還額が生じるものであるとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第15号 令和2年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出ともに160万2,000円を増額し、予算総額を8億3,480万5,000円とするもので、歳出では、総務費を増額し、歳入では繰入金及び国庫支出金を増額するものとの説明を受け、これを了承しました。 以上を申し上げ、総務生活委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第13号及び第15号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第13号及び第15号の2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号を議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆3番(赤羽誠治君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第14号について御報告いたします。 議案第14号は、慎重審査の結果、全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第14号 令和2年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,352万円を増額し、予算総額をそれぞれ58億727万4,000円とするもので、歳出では、介護保険システム改修委託料、介護予防・日常生活支援サービス事業費、介護予防ケアプラン作成委託料、保険料過年度還付金について増額し、歳入では、国庫補助金、一般会計及び基金からの繰入金を増額するものとの説明があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、福祉教育委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第14号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号及び17号の2件を一括議題といたします。産業建設委員長の報告を求めます。 6番 篠原敏宏さん。 ◆6番(篠原敏宏君) 〔登壇〕 産業建設委員会に付託されました議案第16号及び第17号について御報告いたします。 議案第16号及び第17号については、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過について申し上げます。 議案第16号 令和2年度塩尻市水道事業会計補正予算(第2号)については、今回の補正予算は人事異動に伴う職員の給料、職員手当等人件費の補正であり、第1条の収益的支出・営業費用で180万円の補正増、第2条、資本的支出・建設改良費で136万8,000円の補正減、議会の議決を経なければ流用することのできない経費で43万6,000円との説明を受け、これを了承いたしました。 続きまして、議案第17号 令和2年度塩尻市下水道事業会計補正予算(第1号)については、今回の補正予算は人事異動に伴う職員の給料、職員手当等人件費の補正で、第1条の収益的支出・営業費用で248万6,000円の補正増、第2条、資本的支出で344万3,000円の補正増、議会の議決を経なければ流用することのできない経費で593万6,000円補正増との説明を受け、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、産業建設委員会審査報告といたします。 ○議長(丸山寿子君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議案第16号及び第17号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号及び第17号の2件は原案のとおり可決されました。     ------------------------------ △日程第2 閉会中継続審査及び調査の申し出 ○議長(丸山寿子君) 日程第2 総務生活委員長福祉教育委員長及び産業建設委員長から、現在、各委員会において審査及び調査中の事件について、会議規則第77条の規定により、お手元に配付してあります申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに決定いたしました。     ------------------------------ △日程第3 議員提出議案審議 ○議長(丸山寿子君) 日程第3 これより議員提出議案の審議を行います。 提出議案はお配りしてありますとおりであります。 お諮りいたします。議会第1号及び第2号の2件は委員会付託を省略し即決したいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号及び第2号の2件については委員会付託を省略し即決することに決定いたしました。 議会第1号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 16番 中村 努さん。 ◆16番(中村努君) 〔登壇〕 御指名がございましたので、議会第1号 防災・減災、国土強靱化対策の継続・拡充を求める意見書について提案理由を申し上げます。 近年全国各地において、異常な気象変動の影響により、大規模自然災害が毎年のように発生し、多くの貴い命が奪われ、数万棟に及ぶ家屋が被災しております。こうした状況を受け、国は防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策を策定し、集中的に取り組んでおりますが、その期限が令和2年度末となっております。しかし、現状では過去最大を超える豪雨による河川の氾濫、堤防の決壊、山間部における大規模な土砂災害等が頻発しております。 今後、起こり得る大規模自然災害の被害を最小限に抑え、犠牲者をなくすためにも、国においては防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策をさらに延長し、十分な予算を安定的かつ継続的に確保することを強く要望し、国に対し意見書を提出するものであります。 全議員の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。 ○議長(丸山寿子君) 補足説明はありませんか。----ないので、質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議会第1号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第1号を原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、原案のとおり可決されました。 次に、議会第2号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 3番 赤羽誠治さん。 ◆3番(赤羽誠治君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、議会第2号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書につきまして、提案理由を申し上げます。 議会第2号は、陳情12月第1号 安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための意見書の提出を求める陳情書が全員一致で採択されたことにより、関係行政庁等に対して意見書の提出を提案するものであります。 新型コロナウイルスによる感染は、日本国内でも大きな影響を広げ、経済活動や国民生活にも深刻な影響を及ぼし、国民の健康への不安が拡大しています。新型コロナウイルス感染症対策から見えてきたのは、感染症病床や集中治療室の不足をはじめ、公立・公的病院の重要性、医師・看護師・介護職員の人員不足などが明らかになったことであります。 21世紀に入り、僅かの間にSARS、新型インフルエンザ、MERS、そして今回の新型コロナウイルス感染症が発生しており、今後も新たなウイルス感染症の発生は想像に難くありません。 政府は、国民の健康を守り、安心して暮らせる社会の実現のため、今後も発生が予想される新たな感染症対策に対応するための財源確保や、医療・介護・福祉・公衆衛生の施策体制の強化、拡充を図るべきであると考えます。 以上のことから、関係行政庁宛てに意見書を提出するものであります。 以上申し上げまして、提案理由の説明といたします。 全議員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丸山寿子君) 補足説明はありませんか。----ないので、質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。 議会第2号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第2号を原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議会第1号及び第2号の意見書が可決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するもの、また意見書の提出先等については、議長に一任願いたいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山寿子君) 御異議なしと認めます。よって、意見書の処理については、議長に一任と決定しました。 以上をもって、本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、市長から挨拶をお願いします。 ◎市長(小口利幸君) 〔登壇〕 閉会の御挨拶を申し上げます。去る11月26日に招集いたしました12月定例会は本日をもって閉会となりますが、御提案申し上げました各議案につきましては、慎重かつ御熱心に御審議を賜り、いずれも原案のとおりお認めをいただき、お礼を申し上げます。 代表質問並びに一般質問あるいは各委員会審査でいただきました市政全般にわたっての御意見、御提言につきましては、今後の市政経営の中にでき得る限り反映してまいる所存でございます。 まず最初に新型コロナウイルス感染症の対応について申し上げます。年末年始は特に人の移動が活発になりますし、会食の機会が増えるなど、感染拡大のリスクが高まる一方で医療提供体制が手薄となる時期となります。感染防止の行動を求めて改めてお願いするとともに、一層の警戒感を持ちながら、保健所など関係機関と連携し感染状況に応じた対応を講じてまいります。 また、現在令和3年度の予算編成作業を進めているところでございますが、第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略の初年度として、目指す都市像、確かな暮らし未来につなぐ田園都市の実現に向けまして、子育て世代に選ばれる地域の創造、住みよい持続可能な地域の創造、シニアが生き生きと活躍できる地域の創造の3本の基本戦略を着実に推進するため、限られた経営資源を有効に活用し、重点施策には集中配分するなど、戦略的、効果的に事業に取り組むこととしております。 本年も残り僅かとなりました。気象庁が11月25日に発表した関東甲信地方の12月から2月までの天候は、晴れの日が多いと見通しておりますが、県内北部をはじめ新潟県、群馬県において12月16日から連日の大雪となったことから、本市におきましても例年どおり積雪時における万全な対応に備え、関係機関との調整を進め、危機管理体制の強化を図ってまいります。 議員の皆様方には健康に一層の御留意をされ、今後ますます御活躍を賜りますよう念じ、本定例会のお礼、また本年1年間のお礼の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。 ○議長(丸山寿子君) 以上をもちまして、過ぐる11月26日から26日間の会期をもって開催されました令和2年塩尻市議会12月定例会は、これをもって閉会といたします。 誠にお疲れさまでした。                              午前10時54分 閉会     ------------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和2年12月21日                         塩尻市議会議長  丸山寿子                         塩尻市議会議員  金子勝寿                         塩尻市議会議員  山口恵子                         塩尻市議会議員  牧野直樹...